暑さの中でフォームを整える:上下動を抑えた確認走の記録

暑さの中でフォームを整える:上下動を抑えた確認走の記録

🏃‍♂️ フォーム確認走で掴んだ感覚

6月24日の夕方、フォーム改善を目的とした「フォーム確認走」を実施した。前回(1回目)と同様、上下動を意識して走ったが、今回はその抑制具合に手応えがあった。

🌡️ 気温と走行条件

開始時の気温は27℃台。湿度も高く、身体への負荷は決して低くなかった。とはいえ、1回目(30.6℃)ほどの厳しさはなく、体調も整っていたため、フォームに集中するにはちょうどよい条件だった。

📉 上下動の変化と観察

Garminデバイスによる記録では、上下動の平均は8.4cm。1回目の9.0cm台と比べて明らかに減少しており、着地時のブレーキ動作や上体の跳ね返りが抑えられていたことが分かる。接地時間も平均307msで大きなブレはなく、着地から蹴り出しまでの流れが一定していた。

走行中の意識としては、

  • 骨盤の前傾を保つ
  • 着地衝撃を少なくするため、意識的に骨盤周辺を安定させる
  • 目線を遠くに置く

といった基本動作を意識し続けた。結果として、脚の運びがスムーズになり、フォームが上下に逃げない感覚があった。

📊 過去3回の比較と気温順応

このフォーム確認走を含めた、6月中旬のランニングを振り返ると、暑熱下での心拍負荷とフォーム安定性の関係性が見えてくる。

回数距離平均ペース上下動気温平均心拍心拍ゾーン(主)
1回目5.3km7:54/km↑ 約9.5cm30.6℃151 bpmZone 3(テンポ)
2回目9.0km7:28/kmやや↑26.1℃146 bpmZone 2(有酸素)
3回目5.2km7:33/km↓ 8.4cm27.2℃149 bpmZone 3(テンポ)

特に1回目は気温の影響が大きく、体幹の安定を欠いたことで上下動が増えていた。一方で今回(3回目)は暑さに慣れ始めたこともあり、フォームへの集中が持続し、結果として数値にも反映されたと考えられる。

🔁 継続方針

今後も週1回のフォーム確認走を続け、上下動8cm台の維持を当面の目標とする。同時に、ピッチや接地時間の安定性も併せて記録していく。

暑熱環境下でのフォーム維持は秋の本番に向けた重要なテーマとなる。引き続き、データと感覚の両面から記録を重ねていきたい。